杉並区空き家対策条例

杉並区の空き家対策条例

「杉並区生活安全及び環境美化に関する条例」が平成15年10月1日から施行されました。

杉並区では、このたび「安全美化条例」（杉並区生活安全及び環境美化に関する条例）を制定しました。

１０月１日から施行されます。

杉並区は、区民の皆さんとともに「杉並・わがまちクリーン大作戦」を実施するなど、環境の美化に努めてきました。

しかし、いまだ区民の皆さんから「ごみのポイ捨て」や「歩きたばこ」を改善してほしいなど、生活環境の改善を求める多くの要望が、区に寄せられています。

また、近年、区内で「ひったくり」や「空き巣（ピッキング）」などの犯罪が増加し、その件数は23区でも上位を占めており、地域の防犯活動も重要になってきています。

そこで区では、区民・事業者・関係機関と連携して、地域での犯罪の未然防止や区民の生活環境を守る観点から、これまでの「清潔で美しい杉並区をみんなでつくる条例」を全面改正し、さらに実効性のあるものにするとともに、「生活安全条例」の性格を併せもつものにしました。

このたびの条例の特徴の一つとして、「歩きたばこ」・「吸い殻のポイ捨て」を禁止する「路上禁煙地区」や生活安全の確保・環境美化を重点的に進める必要のある「生活安全・環境美化推進モデル地区」を指定できるようにしたことが挙げられます。

これらの地区は、今後、区民の皆さんの意見を伺いながら指定していきます。

また、区民の皆さんや関係機関が、生活安全・環境美化に関する施策の実施について協議する「杉並区生活安全協議会」を設置していきます。

なお、「路上禁煙地区」などを指定した場合には、その地区内に限って、「歩きたばこ」や生活環境を著しく害する特定の行為に対して罰則を適用できる仕組みになっていますが、区ではＰＲや啓発活動をしっかり行うことが基本と考えています。

指定地区内の巡回などは行う予定ですが、罰則規定は直ちには施行しません。

区民の皆さんのご理解をいただき、改善の実をあげていきたいと考えていますので、ご協力を心からお願いいたします。

問い合わせは、環境課　３３１２－２１１１（代表）まで。

条例の内容等については、次のリンク先からご覧になれます。