「戸建 売却」
Q1:戸建を売却するには、空き家にした方が売れやすいですか?
A1:居住中でもすぐ売れる時はありますが、反対に何ヶ月も売れない物件もあります。
居住中の売却でのメリット、デメリット
メリット:居住中の物件の方が空家物件より売却の確率が高いのです。
なぜなら前所有者がどの様な生活をしていたか気になる方がほとんどで、ゆっくり隅々まで見ることができれば空家よりも有利に売却することが可能なケースが多いからです。
デメリット:毎週末に内覧者を待つ事になりますので、連絡があれば内覧できる準備が必要です。
それから当然ですが、内覧してもらわないと売れません
またご近所にも知られます。
空き家での売却でのメリット、デメリット
メリット:空き家にすると居住中のようなわずらわしさはありません。
デメリット:もし住宅ローンがあり、家賃との二重払いが苦であれば居住中売却しかありません。
人が住まない空家は、1年で想像以上に傷みます。
一般的な売却の流れ
まずは居住中に売り出し、様子を見てからでもよいのではないでしょうか。
引っ越しはそれからでも遅くはないと思います。
いつ売れるかわからないので、借家を借りるなら空き家にするメリット
少ないと考えられます。
お買い得な価格であれば早く必ず売れます。
早く売りたいなら思い切って相場より価格を下げる事も必要です。
高く売りたいお気持ちはわかりますが、買い手は安く物件を購入したいのです。
早く売りたいなら価格を下げて値引きに応じる事も考えなくてはなりません。
物件交渉の材料を用意し、あとは交渉のプロである不動産屋さんにお任せするのがよいでしょう。
売れるよう頑張ってくれると思います。
不動産売却の理由:離婚
Q1:離婚することで、所有の不動産を売却したいと考えています。
子供はいません。
家とローンも夫名義で借入しています。
土地は、夫との共有でローンはありません。
不動産屋で家を売るには空き家にしないとなかなか売れないと言われました。
名義変更をして私がローンを払っていくことはできるでしょうか?
A1:名義変更→離婚→という流れになります。
土地、建物の名義変更しローンを書き換えます。
家を売る場合でも、名義変更→売却→という流れになります。
Q2:主人から離婚を言われています。
住宅購入して3年、主人名義で住宅ローンの残債があと約3500万、マイカーローン150万、奨学金が150万ほどあります。
住宅ローンは返済できないので売却したいと考えています。
貸付先から「売却するなら残債を一括返済」と言われています。
もちろん、一括返済をするお金はありません。
住宅を不動産会社にて売却しても2500万、任意売却や競売にかけるとさらに価値は下がると思います。
仮に売却すれば残債にかかる利息は住宅ローンの金利より高く、借金も膨れ上がると思っています。
このような状況で返済は可能でしょうか
A2:一括返済できない場合での任意売却は、ある程度、延滞、滞納がないとこの制度は利用できません。
支払いが滞ると債権回収会社から職場に取り立てがあるかもしれません。
任意売却相場とありますが、早急に事情のある人が売る場合、かなりの割合で買いたたかれますと思われます。
任意売却を銀行が認めたとしても、残債を免責してくれるわけではありません。
抵当物件の処分を認めてくれただけに過ぎません。
任意売却だろうと競売だろうと、どのみち一括返済できません。
いずれ給料の差押えをされるかもしれませんし、信用情報は真っ黒になり、他の金融機関もどこも相手にしてくれなくなります。