「処分にお困りの空き家 買取なら」
Q:一戸建の自宅がなかなか売れません。空き家か賃貸か待つべきか。どのように選択すべきでしょうか?
首都圏近郊の街に住んでいます。戸建持ち家物件です。
訳あって主人の実家へ戻ることになり、昨年冬より自宅の売却を進めていますが一向に売れません。
地価が震災以降に値下がりしたため、大分購入価格よりも下回る価格で販売しているものの問い合わせ、見学案内がないという厳しい状況が続いています。
今春子どもが小学校へ入学するので、そのタイミングで引越しできればと考えていますが、何分にも販売開始以降の状況を鑑みると先行き不安になります。
引越先でも住宅ローンを使い新居を建築する予定です。
今回損益がでる場合は、買換え特例を使いたいところですが引越し先での居住期間が2年半の為、必要居住期間に2年年足りません。
もしこのまま今年の3月まで売却に至らなかった場合どうすればよいでしょうか?
不動産売買や税制上の観点からご意見をいただければ大変幸いに存じます。
不動産や税制には詳しくなく、我が家の状況に危機的感情を抱いております。
解決案としては、下記の3つになります。
①現在の自宅を空き家にして来春に引越し、引越し先では賃貸で売却できるまで買換え特例が申請できるまで待つこと。
②現在の自宅を賃貸(有期契約)にして来春に引越し、引越し先では賃貸で売却できるまで賃貸と並行して売却を進めること。
③このまま現在の自宅で、買換え特例を申請できる平成27年まで待つこと。
A:一戸建の自宅がなかなか売れないので困っているならば直接業者に買取してもらうことをおすすめします。
また一社に限らず他業者も含めて相談することです。
売却期限等を設定して最終の販売計画を立ててもらうといいです。期限が来た際の買取り金額も明示してくれる業者があると良いです。
買取は、早く売却することができる反面、仲介での金額よりも安くなってしまうデメリットがあります。
買い取りのメリット
・買い手が見つかるまで待つ必要がない
・仲介手数料は発生しない
・売却後の瑕疵担保責任が免責される
・周りに知られることなく売却することも可能
買い取りのデメリット
・仲介で売るよりも安くなる
解決案の中から
不動産売買の観点から②だけはお勧めできません。
なぜならば賃貸で貸して1ヶ月後に買い手がついた場合、入居者を追い出す訳にはいかないからです。 入居者がいる場合、例え定期借家契約だとしてもまず売れません。
大抵物件を買う人は、自分の目で室内を確かめないうちは買わないものです。